OSのアップデートを、代行業者に委託する選択もあります。企業でのOSアップデートは、簡単ではありません。安定的に運用したいなら、バックアップや動作確認まで細かな対策が必要です。OSのアップデートとはなにか?理由や代行業者に依頼するメリットとデメリットを押さえておきましょう。
OSのアップデートでは、機能追加や強化、セキュリティ上の問題点や不具合の修正を実施します。OSやアプリ開発者も、セキュリティを考慮した開発をしているものの、内容が古いままだとサイバー攻撃の標的になりやすくなってしまいます。
OSやアプリの脆弱性を狙うのがサイバー攻撃です。開発時点ではセキュリティ対策をしていても、日々サイバー攻撃は進化を続けています。攻撃方法も違いますし、知られていなかった脆弱性を発見して突いてくるのです。対策をしていないとサイバー攻撃から重要なデータを守れません。
OSやアプリ開発者側も放置をせず日々、対策を行っているのです。問題点を見つければ修正を行います。利用者に対し修正内容を報告し、アップデートを促すのです。結果、安全性を高められます。PCもスマホも同様です。
「アップデートなんてわからないものはしたくない」と判断すれば、悪意ある第三者の餌食になります。アップデートで修正されない限り、セキュリティ上の脆弱性は残り続けるのです。
また、ウインドウズの場合、各バージョンでサポート期限が設けられています。期限切れならサポートは受けられません。セキュリティの問題以外に、動作が不安定になるリスクもあります。そのため、OSのアップデートは重要なのです。
OSアップデートは、更新ボタンを押すだけで完了ではありません。とくに企業の場合、アップデート作業をするなら日常業務に支障をきたさず、いままで通り、問題なく動作させることが必要です。そのためには多くの確認や作業が求められます。
具体的には最小システム要件の確認があり、合わなければPC買い替えやパーツ交換が必要です。バックアップをして、問題発生時のリスク管理も求められます。さまざまな確認と工程があるため、社員に丸投げをするのもむずかしいのです。負担を軽くし、確実なアップデート作業をしたい場合、代行業者に依頼するのも選択肢になります。
不動産業、サービス業、食品メーカーなど
金融、保険業、医療機関など
ゲーム制作、アプリ開発、WEB制作などのIT業界
選定条件
2023年2月3日時点、Googleにて「PC-LCM」と検索して表示されるサービスを提供する企業で公式ホームページに導入事例を掲載している28社のうち、PCには機密情報が含まれていることが多いため、運用時のセキュリティ対策だけではなく、「返却、破棄の時のデータ消去方法」についてを明記する6つのサービスのなかから特徴的な3社についてご紹介。